2025-04-10

「パプアニューギニア 東ハイランド コルブラン」
ボディに力強さもあり、ピーチの様な果実感、甘さが残る余韻
シンプルながらもとても丁寧な仕事の結晶とも呼べるコーヒーは、とても甘く、華やかなフレーバーを持ち、厚みを感じるジューシーな酸を持ちます
コルブラン農園の農園主はニコール・コルブランさん。農園やコーヒーのマネジメントに関しては、娘さん一家が担当していて、「私はもういい歳だから引退したいんだが、どうしても気になって口を出してしまうんだ。いかん癖だなーと思っているが、品質や農園管理のことが少しでも目に入ると言っちゃうんだよなぁ」と少し恥ずかしそうに語ります。
1962年、農園主の父、ベン・コルブランさんがこの場所でコーヒーの苗を植え始めたのがコルブラン農園の始まりでした。当初は非常に小規模で、植えたのも数ha程度でしたが、徐々に拡大を進め現在では300haにもなるほどの土地でさまざまな品種のコーヒーを育てています。
良いコーヒーは、シンプルな方法でと、「私が信じるのは、ちゃんと栽培して、完熟のチェリーをちゃんと発酵させて、ちゃんと乾燥させて綺麗に精選することです。」これがニコールさんが持っているモットーです。彼らが作り出すコーヒーは一貫して水洗式。 完熟したチェリーは綺麗な水を使用し、精製された後、農園内のアフリカンベッドで天日乾燥されます。規模が拡大し、大規模農園と呼ばれるまでに成長してもなお、効率化だけを求めず、素晴らしい品質を作り続ける農園です。
推奨焙煎度 : シティロースト
生産地 : パプアニューギニア 東ハイランド県 カイナンツ市
生産者 : ニコール・コルブランさん
品種 : アルーシャ、ブルボンなど
精製 : ウォッシュド
標高 : 1,820m
フレーバー : floral, ginger, citric, lime, juicy, tea-like, bright, thick-body, clean-cup
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